どう解く? 時間配分(理系)
二次試験 農学部
英語と理科は解く前に確認を
- A.Y さん
- 農学部 資源生物科学科
静岡県立浜松北高校 出身
2016年度 河合塾 浜松校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 再スタートする高卒生を”京大合格”へと導く河合塾のコース
国語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
- この教科の目標点
- 60点/100点
ポイント
目標点については、合格最低点から全科目での目標点を定め、二次試験の各科目とセンター試験でそれぞれ何点取るか決めました。
現役生の方は、どのくらいの点数が取れそうかの見当もつけにくいと思うので、京大即応オープン(模試)の点数を参考にしたり、先生や塾の講師に聞いたりするのがおすすめです。
国語の時間配分は、まず古文をやって、次に現代文の解きやすい方、最後に残り、というようにしました。古文は知識の面が大きいので、あまり時間をかけず、わからなかったら諦め、わかったらさっさと答案をまとめて、現代文に時間をまわそうと考えていました。
国語の答案は短時間では書き直せないので、各問題の答えを書いたらその都度読み直すようにして、最後の見直しの時間はつくりませんでした。
理科(物理・化学)
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
- この教科の目標点
- 140点/200点
ポイント
私は化学が得意だったので、先に化学、後に物理を解くようにしていました。また、時間も化学にたくさんかけるようにしました。
しかし、2017年度入試は物理が簡単で化学が難しかったので、物理の問題を確認せずに普段通り化学から始めた私はひどい点になりました。ぱっと見ただけで問題の難易度まで判断するのは難しいですが、どの分野の問題が出てるか、解けそうかを初めに確認するのは無駄ではないと思います。
化学は、有機を先に終わらせて、間違えやすく難しい理論を後にしました。物理は、解けそうな問題、得意な分野から取り組みました。どちらに関しても、難しい小問にいつまでも時間をかけるのではなく、簡単なところを確実に拾う時間的余裕を持つことが大事だと感じます。
また、焦るのは良くないので、「あと○分しかない」ではなく、「この大問にはあと○分かけて大丈夫」、というふうに考えた方がよいと思います。
英語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
- この教科の目標点
- 120点/200点
ポイント
私のときの英語は、大問1,2が長文、大問3が英作文(京大の典型的なもの)、大問4が穴埋めの会話型自由英作文でした。
皆さんの受験時には変わっているかもしれないので、あらかじめ時間配分を考えている人も、最初にざっと問題を見て、変わっている箇所がないか確認してから始めた方がよいと思います。
私の場合は全部確認したあと、まずは英作文の下書きをしました。いきなり解答を書くことはできなかったので、横のメモ欄に思いつく部分だけ書く、という感じです。間に長文をはさんだのは、下書きから少し時間を空けると客観的に見れて、間違っている部分に気づけたり、下書きのときには思いつかなかったことが浮かんだりするからです。見直しのときも、主に英作文の見直しをしました。
- 大学受験科(高卒生対象)
- 再スタートする高卒生を”京大合格”へと導く河合塾のコース