どう解く? 時間配分(理系)
二次試験 工学部
化学を得点源にした時間配分
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N.H さん - 工学部
三重県立四日市高校 出身
2013年度 河合塾 名古屋校
国語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
古文は文章が短く、内容も比較的簡単で点が取りやすいので、最初に解くことにしていました。現代語訳は基本に忠実に訳しましょう。手堅く古文で点を取れたので、気持ちを落ち着けることができました。
現代文の第二問は第一問に比べて、文章が短いことが多く、読みやすいので、先に解いていました。しかし、設問の要求通りの完璧な答えを作ることは難しいので、「部分点を取れればよい」といった気楽な気持ちで解きました。
古文をすばやく確実に解くことで現代文に時間をまわすことができ、余裕をもって解くことができました。
数学
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
特に時間配分は決めていませんでしたが、最初の十分間で6問すべてに軽く目を通しました。そして、各問の難易度をはかり、解けそうな問題から解くようにしていました。
第一問が比較的簡単で解きやすいことが多いと思います。実際、自分は本番でも第一問を最初に解きました。
単純に計算すると一問に費やす時間は25分ですが、もともと全問を完答することが目標ではなく、3,4問完答することを目標にしていました。
ですので、解けそうな問題には30~40分くらい時間をかけて確実に取るようにしました。 余った時間は難しい問題に取り組み、完答はできなくても部分点を狙いました。
本番はどうしても緊張しますし、開始と同時に周りが解き始めます。「自分もはやく問題を解かなければ」という気持ちになりがちですが、焦らず落ち着いて問題の難易度を見極めることが大切です。
英語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
京大対策模試などでは第一問から順番に解いていましたが、自分の場合、その解き方では最後の英作文にまわせる時間が足らず、いつも時間切れになっていました。そこで、本番では先に英作文から解きました。
第一問、第二問の英語長文は、訓練すれば速く読めるようになりますので、時間切れになることはありませんでした。
英文和訳のポイントは、下線部だけを訳すのではなく、一回全文を読み通して文章の大意を把握することです。把握してから訳すと、訳の方向性が決まります。知らない単語が含まれていたとしても、方向性から意味を推測しましょう。
自分の場合は、それでもわからないときは思い切って、方向性に沿った範囲内で適当に訳しました。単語ひとつの誤訳であれば、そこまで減点されないと思います。
理科(物理・化学)
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
理科は与えられた時間の割に問題数が多く、計算量も多いので時間との戦いでした。化学の方が、すばやく解ける問題が多かったので先に解きました。
化学は第四問を最初に解いています。この大問は、知識さえあれば解ける問題が多いので、得点源にすることをおすすめします。
次に第三問の有機の構造決定に取り組みました。構造決定問題は演習量がものをいいます。演習問題を解けば解くほどスピードが上がりますので、これも得点源にしやすいです。
第二問は平衡問題であることが多いです。計算量が多いので、しっかり対策しましょう。記述問題では、部分点を狙いに行きました。
物理は各大問の最初の方は簡単で解きやすいので、計算ミスなどをせず確実に取ることを心がけました。