国公立の入試の仕組み
大学入試制度は複雑なため、保護者の方には分かりにくいと感じる面もあると思います。まずは現在の大学入試の仕組みを整理しましょう。
定員8割は一般入試で募集
大学の入試は大きく分けると「一般入試」と推薦入試・AO入試といった「特別選抜」と呼ばれるものがあります。
近年、AO入試や推薦入試などの募集人員枠が大きくなっていますが、国公立大学の入試の中心は募集人員枠が全体の8割以上を占める「一般入試」です。国公立大学の受験を考える場合は、まず一般入試での受験を考えて受験勉強をスタートさせるべきでしょう。

センター試験と2次(個別)試験
国公立大学の一般入試は、1次試験的役割を果たす「センター試験」の得点と、大学別に実施される「2次(個別)試験」の得点の合計で合否判定が行われます。
国公立大学志望者は、まず1月の中~下旬に実施される「センター試験」を原則受験しなければなりません。その後、各自が自己採点を行って志望する大学に願書を提出します。国公立大学の出願はセンター試験の約1週間後からスタートし、出願期間は約10日間となっています。出願する大学はセンター試験の結果を踏まえて決定することができますが、思うように得点できなかった場合に備えて、事前に複数の出願校候補を考えておくことが必要でしょう。

[コラム]国公立の近年の入試動向
数年来、国公立大学は安定した人気を保っていました。私立大学に比べて学費が安いこともあり、受験生の国公立大志向は根強い状況です。特に京大を含め、難関大学や医学科のような人気学科では難易度が下がる気配はなく、かつてと比べて難化している大学も少なくありません。その一方で地方の国公立大学では易化する大学も出てきました。2004年度以降、国公立大学では志願者数・志願倍率ともに低下が続いており、国公立大学といえども受験人口の減少が影響しています。ただ、一様に志願者数を減らしているのではなく、今後は国公立大学においても「2極化」現象が起こることが予想されます。





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