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京都大学の学費

受験で気になることの一つにお金の問題があります。教育費、とくに大学進学にかかる費用は家計にとっても大きな負担となります。大学入学時にかかる費用について、実際にどのくらい必要になるのか見ていきましょう。

※受験時にかかる費用については、「知っておきたい 大学受験にかかる費用」をご覧ください。

入学時にかかる費用

入学手続き まず必要なのは入学金相当額

大学に合格して次に必要となるのが「初年度納付金」です。合格しても指定期日までに納めなければ入学は認められません。初年度納付金の内訳は入学金・授業料・施設設備費・実験実習費・諸会費などですが、このうち入学手続き時に納入するのは入学金と前期分の学費というのが一般的です。

多くの私立大では、他大学と併願している受験生のために、入学手続きを2段階に分けています。その場合、1次手続きで入学金相当額を「入学申込金」として納入し、2次手続きで残額を納入するというパターンが多いようです。

もしこれらの入学手続きをすべて済ませた後で入学を辞退したくなった場合、納付金(授業料等)返還については、「3月31日までに入学を辞退すれば、入学金を除く学納金を返還する」としている大学が一般的です。ただし、大学ごとに対応は異なるので、各大学の募集要項をしっかりと確認しておきましょう。

併願校同士の手続き期間の確認も忘れずに

大学への納付金についてもう一つ気にかけておきたいのは入学手続きの日程です。試験日程の関係で必ずしも第1志望校の合格発表が最初になるとは限りません。第1志望校の合格発表前に、志望順位の低い大学の合格が決まり、入学申込金を納めなければならない事態が往々にして発生します。

できればムダの出ないよう併願する受験校を考えたいものです。そのためにも、受験大学の合格発表・入学手続きの日程をしっかりと確認し、入学申込金の支払いも一回で済むような受験プランを組むようにしましょう。

気になる初年度納付金

それでは、実際に初年度納付金はどれくらいの金額になるのかを見ていきましょう。

国立大の場合、初年度納付金の標準額は81万7800円となっています。内訳は入学金が28万2000円、授業料が53万5800円です【表1】。

一方、私立大の初年度納付金総額の平均は約144万円(2014年度文部科学省調べ)。国立大の約1.8倍です。ただし、私立大の場合は学部・系統により金額に開きがあります【表2】。

文系は実験や実習が比較的少なく、施設・設備費がかからないため安く、理系は高度な実験・実習を行うために学費は高くなっています。
さらに細かくみると、文系でも情報系や心理学系などは他学科に比べ高めに設定されていることが多いようです。

初年度納付金は、以前は高くなる一方でしたが、ここ数年はほぼ横ばいとなっています。ただし、スライド制(消費者物価指数などに応じて額が変動)を採用する大学も多く、在学中に授業料が変動する可能性もあります。子どもの大学進学にあたっては、卒業までを見越してしっかりした資金計画を立てる必要があります。

【表1】京都大学の初年度納付金

  授業料 入学料 総計
京都大学 535,800 282,000 817,800

(円)

【表2】初年度納付金の平均額

  授業料 入学料 施設
設備費
実験
実習料
その他 総計
国立大
(昼間部)
535,800 282,000 817,800
公立大
(昼間部)
537,809 393,426 931,235
私立大
(全平均)
864,384 261,089 186,171 34,914 88,438 1,434,996
文・教育 759,154 246,294 170,990 12,395 77,174 1,266,007
法・商・経済 738,020 241,519 146,821 8,561 63,888 1,198,809
理・工 1,007,298 249,251 169,615 68,806 68,637 1,563,607
農・獣医 901,589 253,383 204,227 112,528 84,522 1,556,249
2,547,939 1,299,019 1,014,002 305,051 1,821,211 6,987,222
3,048,247 608,764 531,734 2,092 941,513 5,132,350
1,412,252 349,116 302,668 32,647 72,468 2,169,150
芸術 1,112,788 260,300 278,171 42,231 83,389 1,776,880

(円)

※国立大の数値は標準額(なお2部(夜間部)は授業料・入学料とも昼間部の半額)
※公立大・私立大の数値は文部科学省調べ(公立大は2016年度、私立大は2014年度)
※公立大の入学料は他地域からの入学者の平均額
※医学部保健学科は「医」系に含めない

入学時の住宅関連費用

自宅外通学の場合、このほかに住宅関連費用(家賃・敷金礼金・生活用品費等)が必要となります。
下宿生の住まいは地域によって、その家賃や設備に差がありますが、マンションまたはアパートで8畳程度の洋室/バス・キッチン付きといったものが一般的です。

合格発表から入学までの限られた時間に加え、慣れない土地での住まい探しとなると、満足できる住まいを確保するのはなかなか難しいのが実状のようです。子どもを恵まれた住環境で生活させたいのは当然のことですが、設備のよいところは家賃もそれなりにかかります。

家賃の額はその後の仕送り額にも大きく影響しますので、家庭の経済事情を踏まえ、親子ともども納得できる物件かどうかよく相談して決めたいものです。

このほかにも、入学式の関連費用(スーツなど)や教科書・教材費などでもお金が必要となります。こういった、大学への納付金以外の費用についてもあらかじめ算出しておくとよいでしょう。

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