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京大生に聞く!高1・2生がやるべきこと
失敗しない文理選択
得意・苦手から考える文理選択

二村さん
にむら なるひこ
二村 成彦 さん
工学部 物理工学科
長野県諏訪清陵高校 出身
2013年度 河合塾 名駅校 在籍大学受験科
高校グリーンコース(高校生対象)
高校生を“京大現役合格”へと導く河合塾のコース

得意科目・苦手科目から考える文理選択

私が大学に来て思うことは、「高校での得意科目・苦手科目はあまり参考にならない」ということです。良くも悪くも、大学での勉強というものは、高校の勉強とは違います。それをまず知っておく必要があります。

それを踏まえると、少し難しいかもしれませんが、「どういう形で」自分がその科目を得意・苦手としているのかを見極める必要があると思います。

私が考えるタイプ別の向き・不向きとしては、次の3つがあります。

  • その科目について覚えること・問題を解くことが得意な人
    大学でもその能力は役には立ちますが、その学問を修めようとすると高校での勉強との差に苦しむかもしれません。
  • その背景に隠れていること、他分野との関連まで結びつけることが得意な人
    大学で学問として勉強するのも、苦にはならないでしょう。
  • 一つの正解を求めること、他の考え方が認められないことが不満でその科目が苦手になった人
    大学で再チャレンジしたら楽しいと思えるかもしれません。

3つ目については、実際に私の周りにも「数学が嫌いで文系に進学したけれど、大学で数学の授業が楽しいと思えた」という人がいます。

得意科目・苦手科目で選ぶ場合、注意しておきたいのは、「英語が苦手だから理系」という選択は絶対におすすめできない、ということです。
理系でも英語からは逃れられません。理系の方がむしろ、実用的に使う機会が多いと思っておいた方がよいと思います。

興味から考える文理選択

今本当に興味がある・好きなことがあって、それを勉強することがまったく苦ではない・楽しいと思える人は、それに関する専攻に進めるような文理選択・学部選択をしましょう。

そうではない人は、何が得意で、何が苦手で、何に興味があり、今まで勉強した中で興味が持てなかったのは何か、を書き出してみると、自分がどんなことに向いているのかが少しはわかりやすくなるのではないでしょうか。

また、興味が定まらない人は、興味が定まるまでの猶予がある学部や制度を持つ大学(京都大学工学部物理工学科のコース配属制度、京都大学総合人間学部、東京大学の進学選択制度など)に進むのも、一つの選択肢だと思います。

卒業生の進路は「参考には」なる

将来就きたい職業が見えている人は、それに向かって専攻選択ができると思いますが、そういう人は多くないと思います。
では、就きたい職業は特に決まっていないけれど卒業生の進路から文理を考える、という場合はどうでしょうか。

ひとつ知っておいてほしいのは、「この学部を卒業したらこの職業にしか就けない(この職業には就けない)」ということは、ほとんどないということです。

もちろん学習内容によってある程度、就職先に傾向は見られますので、それを参考にすることを悪いとは思いません。
しかし、進学は就職ではないのですから、「役に立つか」を前面に押し出した選択をする必要はないと思います。それよりは、高校より長い4年間、じっくりと勉強することを考えて選択をしてほしいと思います。

最低でも4年間、興味が尽きずに(興味がないことを4年間勉強するのは苦痛です)勉強できるように、「自分にとって一番興味があること」をぜひ考えてみてください。

高校グリーンコース(高校生対象)
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