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京大合格者の過去問活用法(文系)
センター試験 文学部
苦手があっても高得点を狙う戦略

S.Tさん

S.T さん
文学部 人文学科
兵庫県 出身
2015年度 河合塾 大阪校 在籍大学受験科
大学受験科(高卒生対象)
再スタートする高卒生を”京大合格”へと導く河合塾のコース

今回はセンター試験の過去問活用法についてです。僕の場合、他の京大受験生に比べて人一倍マーク形式が苦手だったので、それなりに工夫しながらセンター対策を進めました。

入試には魔物が棲んでいる

特にセンター数学と国語がどうしても苦手だったので、この2教科に関しては「どんなに失敗しても“本番で”8割は取れる」ことを念頭に置いて対策を進めました。

ポイントは、模試や演習で8割以上取れることではなく、あくまで“本番で”8割取れることです。模試で取れていても本番で取れるとは限りません。
この点に関しては特に強調しておきます。入試には魔物が棲んでいます。

「この2教科は二次試験でも使うから、センター試験ぐらい余裕やろ!」と思っていた時代もありました。案の定、本番で痛い目を見ました(特に数学II・Bは本番で44点を記録し、その年は当然落ちました。模試では96点程度は取れていたので、かなりショックでした)。

本番に近い環境をつくる

センター数学と国語はセンターの中でも特に時間がシビアで、時間勝負です。対策するうえで特に気をつけたのは、「常に本番に近い環境をつくり出して過去問を解くこと」でした。

具体的には、開放教室で受験仲間と時間を計って過去問を解くor予備校にいないときは、携帯で連絡を取り合いながら同じ時間帯に同じ問題を時間厳守で解くようにしていました。
人と一緒に問題を解くことで、受験生のひしめく本番のセンター会場に近い環境に慣れることができます。いわゆる場慣れというやつです。

また、マークミス対策として、必ず毎回マークシートを使って演習しました。塗り方は、数学も国語も大問が一つ片付くごとにマークしていました。
数学も国語も、秋の京大対策模試が終わり次第、すぐに対策を始めました。

科目別センター試験対策

センター数学

数学I・Aは新課程と旧課程で問題形式が違ったので過去問がなく、マーク式模試の問題集とその年に受けた全統マーク模試の問題を合計で15セットは解きました。
数学II・Bはセンター本試験の過去問を10セット、難化を想定して追試験の過去問を3セット解きました。問題を解くときは、制限時間を本番より5分少ない55分に設定して演習しました。

僕の場合、絶対に数学で事故らない(=90点以上を高望みするのでなく、確実に80点を取る)ことを念頭に置いていたので、各大問の最後の1問を捨てる勇気は常に持つようにしていました。

また、復習については「解答を試みたけど不正解だった問題」に絞って復習すると効率的だと思います。その際、ミスの原因を分析、一般化しましょう。
これは計算ミスも然りであって、それを「単なる計算ミスか、次は気をつけよう!」で済ませてしまうと、本番でも恐らく同じ間違いをします。

たとえば、数学I・Aの図形問題で円の直径を一辺に含む三角形の直角を見落としがちなら、「円、直角絶対に見落とさない!」と一言、愛用の数学教材の表紙などに、黒マジックでデカデカと書いておきましょう。

センター国語

センター国語はセンター数学以上に水物かもしれません。各年度の平均点の振れ幅を見れば分かる通り、年度によって難易度にかなりばらつきがあります。「易化したらラッキーだけど基本的には難化する」と思って対策に臨みましょう。

僕の場合、本試験の過去問20セットのうち、最新10年分は演習用、それより昔の10年分は大問・単元別対策用として活用しました。最新10年分は数学と同様、試験時間を本番より5分少ない75分に設定し、友だちと一緒に演習しました。

後者の10年分に関しては、僕の場合は古文と漢文だけ解きまくりました。
これは、僕は現代文が苦手で、「古文・漢文で90点確保すれば現代文は最悪70点でもトータルで8割は取れる!」という個人的な作戦を立てていたからです。各自の得意・不得意に応じて対策するようにしましょう。

演習の際に気をつけたのは、「各大問の時間配分が上手くいったか?」と、「各大問の難易度に応じた得点の仕方がちゃんとできていたか?」ということでした。

センター国語の過去問集を見ると、大問ごとに易・やや易・普通・やや難・難のように難易度が書いてあると思います。やや難や難の大問で点数が思ったより取れていても気にしなくても良いので、易~普通の大問でしっかり点数が稼げていたかを確認しましょう。

僕は、もし稼げていなかったら、その大問だけ3年分や5年分集中的に解いて、苦手意識が消えたら次の演習に臨む……という具合に対策していました。

センター英語・地歴

センター英語とセンター地歴(少なくとも世界史選択者の世界史)に関しては、京大受験生なら二次試験の対策でこと足りるでしょう。もちろん、個人的に苦手意識があるなら必ず過去問を解くなどの対策を講じるべきです。

二次試験で使わないセンター試験科目

二次試験で使わないセンター試験科目に関しては、「知識のインプット→過去問や模試問題でアウトプットしながら知識のさらなる定着を図る」というプロセスで大丈夫なはずです。
マーク式総合問題集』(河合出版)などのマーク式模試問題集の解説は基本的な知識が綺麗にまとめられていて、解説を読むだけでも知識の整理に有効なので、ぜひ活用してください。

以上がセンター対策の概観になります。
僕みたいに、「センター数学と国語が苦手」というタイプの京大受験生は、「数学と国語はとにかく8割死守、他で9割以上稼いでトータル86%を狙う」という戦略で京大に出願できる点数は十分取れると思います。

センター試験だからといって舐めてかからずに、地に足をつけた対策をしましょう。

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