京大生のおすすめ勉強法
集中法 CASE1
短時間で集中できる方法
工学部 N.Hさん
短時間集中を繰り返す
長時間集中し続けることは難しいものです。
ですので、僕は短時間集中を繰り返して勉強しました。たとえば、「45分勉強して15分休憩する」といったパターンでやり、このパターンに慣れたら45分を1時間に増やすというように、徐々に時間を増やしました。
休憩なしに長時間勉強しようとすると、失敗することが多かったです。最初のうちは、小刻みに休憩を入れていきましょう。
過去問演習のように長時間集中が必要とされる場合は、各大問を解く前に目を閉じて深呼吸したり、首や肩をまわしてリラックスしたりすると、比較的集中が持続しました。
勉強をルーティン化する
夏休みや冬休み等の長期休暇になると、「毎日8時間は勉強する」といった目標を立てがちですが、毎日続けるという目標は1日でもさぼれば達成することができません。
「週5日は8時間勉強する」というように、達成しやすい目標を立てて勉強した方がよいと思います。
勉強することをルーティン化できれば、自然と集中することができるようになります。1日のスケジュールを立てて、できれば毎日同じような生活を送りましょう。朝きちんと起きて、三食ともしっかり食べ、規則正しい生活を送ることが大切です。
模試の集中法
自分は模試を受けたときに、早く解かなければと焦ってしまい、問題がまったく頭に入ってこないことがありました。試験は焦らないことが大切ですが、皆さんの中にも、似たような経験をしたことがある人がいるのではないでしょうか。
そういうときは、ある一点(たとえば、シャーペンの先、時計の針、試験問題の文字など)をじっと見つめていると、短時間で集中状態に持っていくことができます。
また、試験と試験の合間はしっかり休憩することが大事です。
チョコレートを食べたり、仮眠をとったり、顔を洗ったりと自分なりのリフレッシュ方法を探しましょう。
受験には、体力勝負という面もあります。ある程度模試を受けて、慣らしていく必要があると思います。