京大生のおすすめ勉強法
暗記法 CASE2
4つのおすすめ暗記法
教育学部 Y.Hさん
早くから継続的に取り組む
暗記のポイントですが、やはり反復が中心だと思います。
センター試験の科目など、ある程度は直前の詰めこみで何とかなるものもありますが、理想は何度も何度も覚えて記憶を確実なものにすることです。
そのために短時間でよいので、なるべく早くから継続的に取り組むことをおすすめします。
一冊にまとめる
また、覚えることがあちこちに散らばっていては要領が悪いので、「これを覚えるんだ!」「ここに書かれている内容は完璧だ!」というものをひとつ作るとよいと思います。
自作のまとめノートだったり、参考書だったり、何でも構いません。
サイズやカラー、デザインなど自分が愛着を持って毎日読み込めるようなものを用意し、そこに載っていなくて必要な知識は直接書き込んだり、付箋で書き足したりしてオリジナルの一冊にしていきましょう。
それに毎日毎日、目を通すことで、言い回しまで自然と頭の中に入ってきます。
自分の手で書く
もちろんインプットするだけでは定着しませんので、アウトプットの機会も大切です。言葉自体は知っていても、必ずしも正しい答えが導き出せるとは限りません。ある程度覚えたら、きちんと問題集も解くようにしましょう。
このとき、「実際に書いてみると不安になる」ということもよくあります。頭に思い描くだけでなく、答えを自分の手でしっかり書くようにしましょう。
特に英単語は、日本語で意味を覚えるだけでなく、実際に書くことで定着しやすくなります。英単語の動詞を覚えるときのポイントは、語法まで含めてしっかり覚えることです。語法が分かりやすく書かれている単語帳がおすすめです。
歴史の覚え方
歴史は流れが重要になってきますが、ストーリーとして覚えるのはもちろん、年代も重要なものや覚えやすいものを覚えましょう。そうしておけば、「これはあれより後だから○○年ぐらいかな」というふうに考えることができます。
自分の中で軸となる出来事や知識を置いておけば、それに関連させる形でさまざまな情報を覚えることができます。何から何まで覚えるのではなく、効率のよい覚え方をしましょう。
そのほかの暗記法
また、可視化することで覚えやすくなることもあります。自分で表にまとめたりすることもよいでしょう。
語呂も時には役に立ちます。「何もかも語呂で覚える」というやり方は得策とは言えませんが、自分の中でピンときたものや、これは覚えやすいと思ったものは採用しましょう。
暗記は大嫌いな分野でした。個人的には、覚えていないとどうにもならないような暗記科目よりは、問題ごとに考える数学などが好きでした。
しかし、暗記は頑張った分だけ確実に伸びます。
地道な努力は必ず実を結びます。早いうちからコツコツと頑張ってください!