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京大受験生のあの時こうすりゃよかった!
高校1・2年生
本にハマっておけばよかった!

医学部医学科 S.Iさん

私は現役時代にほとんど本を読みませんでした。読書感想文が特に苦手で、常に「いかにして最低限の読書量で、400字詰めの原稿用紙を埋めるか」を考えていました。

ですので、基本的に現代文に触れるのは授業や模試のときに扱われる文章くらいで、最低限の文章しか読んでいませんでした。そのような状態で受けた現役時代のセンター試験の現代文はあまりよい成績ではなく、二次試験の出願を考えるうえでの不安要素の1つになっていました。

偶然出会った一冊

しかし、ある瞬間がきっかけで読書をするようになりました。
センター試験が終わった1月下旬、私立大医学部を受験するため東京に向かう途中、名古屋駅まで出たときのことです。雪で新幹線が遅れていたので、駅ビル11階の本屋さんに立ち寄りました。そこで偶然、平積みされていた『海辺のカフカ・上巻』(村上春樹 著)を手に取ったのです。

数ページをぱらぱらめくっただけで文章に引き込まれてしまい、すぐに購入して東京行きの新幹線の中でむさぼるように読みました。このとき、それまでの読書では感じたことのない爽快な気分を味わいました。
それほど、この小説がおもしろくて、受験勉強を忘れてしまうほど熱中してしまったのです。

その後は、帰りの新幹線で名古屋駅に降りたときに下巻を買い、他の村上春樹の作品もどんどん買って読みました。

いつの間にか消えた苦手意識

結局、村上春樹に熱中していたせいかもしれませんが、現役時代の受験は京大医学部が不合格でしたので、1年間浪人することに決めました。
しかし、浪人生活が始まって数カ月経ち、試験問題を解いていくなかである変化を感じました。
明らかに文章を読むスピードが速くなっていたのです。

それと同時に現代文、特にセンター試験の現代文の長さに対する苦手意識も消えていました。以前より速く解くことができるだけでなく、見直しをする時間さえも残ることが増えてきたのです。そして、浪人時代のセンター試験の現代文は大成功し、現役時の懸念事項を1つ乗り越えることができました。

文章を読むことに関しては、自分で訓練するしかないので「日々の読書が現代文の成績には結構、効いてくるな」と実感した1年でした。
読むスピードが速くなると他の科目でも有利に働くのか、現役時代より全体的に調子がよかったです。

おもしろい作品にハマっておこう

さて、後から私の受験と読書の関係を考えてみると、現役時代はおもしろい小説にはまってしまい不合格になったと考えることもできますし、浪人時代は読書のおかげで読むスピードが速くなって合格したとも考えられます。
なんにせよ、私は「読書をすべし」というのは事実だと思います。
ちなみに、私の友人で浪人時代に同じく東野圭吾の小説にはまった現医学生も、おもしろい小説がきっかけで読書量が増え、現代文の成績が伸びていました。

この記事を読まれているみなさんは、私のように浪人してから読書の効果を実感するのではなく、自分がおもしろいと思える作家なり小説なりを見つけて、ぜひとも早いうちから文章に「ハマって」おきましょう。必ず、よい結果に結びつくと思います!

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