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京大受験を乗り切るために(文系)
京大をめざした理由 文学部
再受験をして京大をめざした理由

S.Tさん

S.T さん
文学部 人文学科
兵庫県 出身
2015年度 河合塾 大阪校 在籍大学受験科
大学受験科(高卒生対象)
再スタートする高卒生を”京大合格”へと導く河合塾のコース

今回は、僕が京都大学文学部をめざすに至った経緯について話します。
ただ、一般的な京大生と僕とでは京大に入学するまでの経緯がかなり異なるでしょうから、先にお話ししておくと、実は僕は再受験生(他大学から再び大学受験を経て別の大学に入学した学生)です。

高校生のとき、僕には特にやりたい勉強も将来の目標もありませんでした。幸いなことに英語と数学だけはそれなりに好きだったので、とりあえず早慶大(どちらかはあえて明かさないでおきます)の商学部に数学受験で現役合格し、入学しました。

商学部を選択したのは、単に「就職に強そう」という、今思えば何の根拠もない理由でした。

東京での大学生活

さて、生まれも育ちも関西だった僕は、こうして東京での一人暮らしを始めたわけですが、暮らし始めて1カ月後に抱いた感想を素直に申しますと、東京は実際の面積に比してあまりに人が多く、息苦しい、というものでした。

確かに繁華街は煌びやかで、物の流通もすさまじく、常に流行の最先端を行っています。しかし、僕のように流行にあまり関心のない人間にとってそれはあまりメリットではなく、暮らしが息苦しく感じられました。

関西でのびのびと育った僕にとって、これはかなり大きなカルチャーショックでした。こうして日々を過ごすうちに「関西に戻りたい」という思いが蓄積していきました。

学びのミスマッチ

さらに、大学での学びに関するミスマッチが起こりました。僕の通っていた大学の商学部では、入学して間もなく「微積分基礎」や「経済学基礎」や「経営学」などの授業が必修科目として開講されました。そこで経済・経営やビジネスの(学問上の)世界に身を投じることになったわけですが、これがどうしても好きになれませんでした。

他方で、一般教養科目で履修していた社会学や倫理学、哲学などの方が学問としておもしろく感じました。そこで、「一生で4年間しかない大学生活を、このまま興味のない勉強を続けて、本当にやりたい勉強をしないまま終わっても良いのだろうか?」と自問自答が始まりました。

僕が再受験を決めた理由

こうした感情が混ざり合い、自己分析を突き詰めていった結果、京大文学部への再受験を決意しました。
自分が本当に学びたいのは人文科学系の学問であること、関西の大学で人文科学に強く、権威のある学者が居るのはどうやら京大の文学部らしいことがわかったからです。

高校生の頃は京大なんて夢にも思いませんでしたが、やり直しが効くのは若いうちだし、10年後や20年後になって『あのとき、京大を受けていれば……』などと思って一生後悔するくらいなら、再受験しようと思いました。

そして、遠回りをしてしまいましたが、幸運なことに今は京大で幸福な学生生活を過ごさせていただいています。

納得のいく選択をするために

僕から皆さんへのメッセージは、波乱万丈な人生を歩め!ということでは決してありません。むしろ、絶対にマネをしないでください。

僕が言いたいのは、二つです。
一つ目は、自分の興味・関心をしっかり見極め、後悔のない選択をすること。
でも人間だから、興味・関心が変わることだってあります。その変化を『そういうこともあるよね、人間だもの』と自然なものとして受け入れるようにしてください。

二つ目は、やりたいことが他の場所に移らないとやれなさそうなときは、他の場所に行くことを過度に怖がらないことです。

折角一度きりしかない人生なんだから、自分の納得のいくものにしたくありませんか?
最初の選択が満足のいくものならそれに越したことはありませんが、仮に自分に満足のいく選択じゃなかったとしても、なんだかんだ人生にやり直しは効くものだと強調しておきます。

皆さんが自分にとって幸せになれる選択をできることを、僕は心から願っています。

大学受験科(高卒生対象)
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