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京大受験を乗り切るために(文系)
1年間の過ごし方 文学部
京大受験生の年間スケジュール

S.Tさん

S.T さん
文学部 人文学科
兵庫県 出身
2015年度 河合塾 大阪校 在籍大学受験科
大学受験科(高卒生対象)
再スタートする高卒生を”京大合格”へと導く河合塾のコース

今回は京大受験をめざす方に、私が考える受験生活の1年間の過ごし方についてお話しします。

京大をこころざす皆さんはこれから2つの試験を受けなければなりません。大学入試センター試験と京都大学の二次試験です。ですから、この1年間でいかにセンター試験と二次試験の勉強をバランス良く行っていくか、ということがポイントとなります。

最初に過去問を解こう

最初にしなければならないことは、敵を知ることです。つまり、京大二次試験の過去問を最新1年分解きましょう。ここで問題が解けなくても当然です。大事なのは敵を知ることで、現時点で問題が解けることではありません。実際の入試当日に合格点が取れればよいのです。

では何を分析するべきかということを一般的にいうと、以下のようなことです。

  • 試験時間はどれくらいか? また、試験時間に比して問題数は多いか少ないか?
    問題数が多いとすれば時間配分などに入念に気をつけなければならないし、少ないなら一問一問を時間をかけて丁寧に、着実に解答できなければならないということがわかります。
  • 出題難易度はどうか? 難問のオンパレードなのか? 一見難問に見えるが、実は基礎・基本の組み合わせで解ける問題が多いのか? あるいは標準的な問題も一定数混じっているのか?
    前者なら難問の演習にかなり時間を割く必要があります。後者なら周りも解けない難問はひとまず置いといて、周りも取ってくるであろう標準的な問題を確実に解けるよう訓練する必要があります。
  • 出題形式や頻出の出題分野はどうか?
    たとえば英語で英文解釈と英作文が毎年出ていて、その2つに大半の配点が与えられているなら、当然それらの訓練を大いに積む必要があります。数学で微積とベクトルが毎年出ているなら、それらの分野は徹底的に演習しなければなりません。

過去問集の傾向と対策なども参考になると思いますが、以上の点を中心にまずは自分の目で確かめてください。百聞は一見にしかず、です。

受験生の年間スケジュール

年間の大まかなスケジュールとしては、あくまで一例ですが、以下のようなものになるのではないでしょうか。

  • 4月~7月 二次試験の基礎固め
  • 8月
    1学期の復習とセンター試験が苦手な人はセンター試験対策も並行
  • 9月~11月 二次試験の演習
  • 12月~1月
    センター試験対策(センターが得意な場合、12月上旬は二次対策でも良いかも)
  • センター試験後~2月
    二次試験の過去問演習

4月~7月

4月~7月は二次力の基礎・基本を完璧にする期間です。京大の問題は、一見難しそうに見えますが、基礎・基本の組み合わせで解ける問題も少なくありません。小手先の受験テクニックが必要なわけではありません。

この期間には、英語なら単語帳を一冊完璧にして語彙力をしっかり身につけ、英文解釈の参考書(「英文読解の透視図」(研究社)など)で基本的な構文解析の仕方を学び、基本的な英作文の例文や表現をストックする、数学ならチャート式や河合塾の高卒生なら基礎シリーズ(1学期)のテキストで基礎・基本となる解法のパターンや定石を学ぶ、といった地に足のついた学習が必要です。

この基礎・基本の理解が疎かになると、いくら問題演習を積み重ねても伸びなくなるので、量と質の両方を意識して徹底的にやってください。私は数学の基礎シリーズのテキストに関しては、5回は解き直しました。

8月

8月は1学期にやったことを最後に復習する期間だと思います。秋以降は主に応用問題や過去問演習が中心になると思うので、8月の間に基礎・基本のやり残しがあれば一掃しておきましょう。
そのうえで少し余裕のある人は過去問を3年分程解いておくと、秋以降に少し負担が減ってよいと思います。

また、私もそうだったのですが、センター試験に苦手意識がある人はこの期間にセンターの過去問も解いておくとよいかもしれません。私は、センター試験の国語と数学は問題量が多いため、かなり苦手だったので、それぞれ過去問を3年分は解いてタイムマネジメントの訓練をしていました。

9月~11月

9月~11月は二次試験レベルの応用問題や入試問題を実際に解く訓練を積む時期です。
河合塾の高卒生なら完成シリーズ(2学期)のテキストを、予習最重視で演習してください。大事なのは、今までに培った基礎・基本を組み合わせて問題を解く感覚をつかむことです。

そして、予習で解けなかった問題について、何故その問題が解けなかったのかを考えるようにしてください。
その単元についての基礎・基本の理解が甘かったのか? 問題文や単語の読み間違いをしていたのか? 着想の仕方がまずかったのか? など、必ず何かしらの原因があるはずです。

その原因を突き止めたら、今度は対策を練る番です。
たとえば、英語の強調構文が見抜けなくて構文が崩壊したのなら、その箇所をテキストや参考書で集中的に復習する、数学の微分・積分の問題が解けなかったのなら、微積の基礎・基本的な定石を見直した後に「文系数学の良問プラチカ」で微積の章を集中的に解くなど、「予習→間違いの原因を分析→対策の立案・実行」というプロセスを大事にして演習を重ねてください。

12月~1月

12月~1月はセンター試験対策を中心にするとよいでしょう。

センター試験を軽視する京大受験生は多いですが、やはり京大の二次試験は難しく、ボーダーライン付近では数点単位での競争になります。京大対策模試で冊子掲載されていた私の友人も1点差で落ちましたし、私自身も、センター国語のマークをあと一つ間違えていたら危ないところでした。

最後の数点で泣きたくないのなら、絶対にセンター試験を甘く見ないでください。二次試験で使う科目についてはセンター試験の問題自体は簡単に思えるはずなので、過去問演習を重ねてタイムマネジメント術を身につけましょう。
特に数学と国語は事故が起きやすいので、余裕をもって試験に臨めるようにしておきましょう。

センター試験で使わない科目に関しては、教材によるインプット・過去問によるアウトプットのどちらも大事にしましょう。私のおすすめは、難化に対応できるよう、本試よりもやや難しめに作成されている追試験の過去問も解けるだけ解いておくことです。本番で急に難化して動転してしまわないよう、常日頃から難しめのセットに慣れておくと良いです。

センター試験後~2月

センター試験後は二次試験に向けて最後のラストスパートです。ここでは過去問演習を中心にしつつ、くどいですが基礎・基本を最後に点検しておきましょう。

過去問演習でおすすめしたのは、数学を友達と一緒に時間を計って解くことです。こうすることで、本番の状況に近い環境で緊張感を持って問題を解くことができ、本番慣れすることができます。
この時期は単に学力を高めることだけでなく、「いかに本番で自分の力を100%発揮するか?」という視点を持って学習するようにしてください。

以上が概略になりますが、あくまで私の提案は一例程度に思っておいて、皆さんにあうようカスタマイズして受験勉強を進めていってもらえたら良いなと思います。

京大は、自分の頭で物事を考えられる学生を欲していると私は思います。自分の頭で考え抜くということを徹底しましょう。長丁場な受験ですが、日々新たなことを学ぶ楽しさを見つけるなど、身近な喜びを探しながら過ごしてほしいと思います。

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