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京大生の暮らし
第6回
京都人になる

文学部 N.Tさん

東京やほかの都市の大学に進学した友人たちと話をしていると、「京都での大学生活はなかなか特異なのかもしれない」と気付きます。

住みやすすぎる環境

ここのトンカツ屋さんは学生街の中で20年ほど何も変わっていないそうです
ここのトンカツ屋さんは学生街の中で20年ほど何も変わっ
ていないそうです

まず、まるでそのために京大周辺の街が存在していると錯覚してしまうほどに、下宿している京大生が住みやすい環境です。

何十年と続く学生向けの定食屋がたくさんありますし(昨日は「三高餅」といううどん屋に行きました。三高とはおそらく旧制高校のことです)、お財布に優しいのにやけに本格的なバーなども、探せばすぐ見つかります。川も山も観光地も自転車圏内です。

京大に「変人」が生まれるわけ

「フーコー」形に貼られた、京大構内で行われるフーコー読書会告知チラシ。
「フーコー」形に貼られた、京大構内で行われる
フーコー読書会告知チラシ
京大らしい光景です

そのためか、京大生は大学周辺からあまり出ません。
その結果、狭い学生街で行われる京大生同士の密な交流が、京大名物「変人」たちを生んでいるようにも思われます。

私などは結局、本物の変人にはなれませんでしたが、おもしろい情報はあちこちから飛んできますし、彼ら彼女らのやりたいことを手伝っているうちに、さまざまな経験ができました。
彼らはとても楽観的です。「なんとかなるやろう」が口癖で、破天荒ながらなんだかんだと、うまいこと物事をこなしていきます。

一回生のときに授業を受けた、とある先生は「この街の環境が京大のいいところであり、悪いところ」と仰っていました。社会人中心のいわゆる「世間」とは隔絶した京大周辺で過ごすことは、就活などではもしかすると不利になることもあるのかもしれません。

京大へようこそ

けれどここには、その分純粋でとても濃密な学生生活があるはずです。
この環境をどう活かすかは、それぞれの手にかかっています。

「自由の学風」ははっきり言って、ときにはとても残酷ですが、どうか恐れず飛び込んでみてください。まぁ多分なんとかなりますし、入学前には想像もつかなかったようなことを経験できると思います。
それは京都の観光地として以外の側面が持つ、土地の魔力のようなもののせいです。多分住まないと、何のことかさっぱりわからないと思いますが......。

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