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京大生の暮らし
第4回
古都で「よそもの」が一人で暮らす!

文学部 N.Tさん

何気なく自転車で移動していると、葵祭の練習の行列に出くわすなんてことも。
何気なく自転車で移動していると、葵祭の練習の
行列に出くわすなんてことも。
私自身は、肝心の祭本番に行ったことはありません
が……

京大が他の都市部の大学と最も異なる点は、下宿生の多さにあるように思う。「下宿して親元を離れられる」という理由で最寄りの旧帝大をではなく京大をめざす受験生も多いという。

しかも憧れのキャンパスは千年の都京都におわしまして、京大生の下宿の大半はちょっと歩けば大文字の送り火を間近に見える住宅街に位置している。下鴨や吉田山には緑も多く、鴨川や琵琶湖疏水の流れは四季折々の表情を見せて生活に彩りを与えてくれる。

おまけに学生街がよく発達していて、安くて美味い定食屋や飲み屋には事欠かない。「人生の夏休み」とも言われる大学生活をそんな土地で過ごせるなんて、本当に素晴らしいことではないか……。

しかし、ここは京大生の暮らしについて、現役京大生ができるだけ「生々しく」お伝えする場所であって、受験生の皆さんが抱きがちな憧れどおりの話などしても、ちっともおもしろくないでしょう。そうですよね?

というわけで(前置きが長くなりましたが)、今回は古都で「よそもの」が一人で暮らす四季折々の困難についてお話しします。

自炊に目覚める春

春、新入生はご飯を上回生に奢ってもらえることが多いです。「1カ月食器を使わなかった」という友人もいるほどです。

そうすると当然、上回生は大変です。新入生にご飯を食べさせなければいけないうえに、個人的に定食屋に行っても、新入生歓迎会などで大混雑しています。 「こんな時こそ自炊!」と思い立つ人は、米鶏豚肉卵玉ねぎモヤシしめじピーマン……をローテーションさせる日々が始まります。

扇風機を求める夏

森見登美彦の小説にも登場する、下鴨神社の夏の古本市。
森見登美彦の小説にも登場する、下鴨神社の夏の
古本市
一度にたくさんの古本を漁ることができるので毎年
参加していますが、暑さのため帰る頃には必ずバテ
バテになります

京都は「夏と冬しかない」と言われるくらい、暑いか寒いかのどちらかです。
夏本番の暑さは本当に大変で、京大生が多く住む百万遍の小売店からは扇風機が消えます。

生ゴミはこまめに捨てましょう。

観光の秋

紅葉してきたら、バス移動はやめましょう。普段の倍は、時間がかかります。 かの有名な「そうだ 京都、行こう」は実際名コピーだと思いますが、住んでいる人にしてみれば、あまりに多くの人が京都を訪れるため、不便な点もあります。

しかし、観光客を嫌がってばかりいると、京都の名だたる世界遺産群をまったく訪れることなく卒業することになるそうです。怖い話です。

鍋の冬

冬は「こたつで鍋」が遊びの基本スタイルになります。ですから、その場に呼んでもらえるかどうかで、その一年の社交性が測れるという、友達の多さが試される季節でもあります。

ちなみに、京大生が観光地をめぐるなら冬が一番です。雪が降った朝に金閣寺まで自転車を飛ばして汗をかけるのは、京都に住んでいる特典かもしれません。

京都で暮らすということは大変なことも多いです。しかし、これらと戦ったうえで得られる学生生活は、必ず充実したものになると思います。

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